中小企業の運転資金の調達のために利用したキャッシングでの借入

地元で事業を展開している小さな中小企業を経営していて、
運転資金が不足して困ってしまったときがありました。

 

一刻を争う状況ではなかったものの、
月を跨ぐわけにはいかない状況で資金調達をしたときの体験を紹介します。

 

中小企業経営で資金に苦しんでしまったときの打開策として
どのようなものがあるのかの参考にして下さい。
資金調達で選んだのはクレジットカード
私の営んでいる会社は中小企業といっても零細企業に近いもので、
当時は従業員もわずか5人でした。

 

代表取締役の自分が会計も経理も全て切り盛りしていたため、
運転資金が厳しくなりそうなのは気付いていました。
その矢先に生産に使用している機械の故障があって修理費が発生し、
運転資金がマイナスになる状況が生まれてしまったのです。

 

少なくとも今月中には資金調達が必要と判断して、
すぐに融資を受けられるところがないかを探してみました。
ただ、いつもひいきにしてくれている信用金庫からの借入ももう大きかったので
再度審査するのにも時間がかかると言われてしまい、
どうするかでかなり悩んでしまうことになりました。

 

このときに最終的に使ったのはクレジットカードのキャッシング機能です。

 

もともと個人事業主から始めて会社になったという経緯もあって、
事業費と生活費を切り分けるために法人クレジットカードを作ってありました。

 

会社設立をしたときに念のためと思って
キャッシング枠の増額申請をしておいたのを思い出したのです。

 

80万円もの枠があったので
運転資金の不足を埋めるには十分なものでした。

 

すぐに借りられるので気づいたタイミングでは借りず、
月末の支払いのタイミングでキャッシングをして支払いに充てました。

 

法人クレジットカードのキャッシングは有用

今までお世話になってきた信用金庫から借入ができなかったのはかなり焦りましたが、
法人クレジットカードを作っておいたのは正解でした。

 

本当に必要なタイミングで借入をしてすぐに現金を使えるのは魅力だと思います。
普段から使うには金利が高いのは問題点ではありますが、
困ったときの最後の手段として有用なのは確かです。

事業資金のためにキャッシングで借入をする時に注意すべきポイント

会社の事業成績が悪化した時に周囲に頼れる人がおらず、
資金の調達ができないといった場合に有効となるのがキャッシングサービスです。

 

キャッシングというと個人のお金の借入をイメージされがちですが、
企業向けのサービスなどもあります。

 

今回ご紹介するのは、私自身が体験したキャッシングで会社の経営難を乗り越えた時の話です。

 

会社の危機を救った事業向けキャッシングローンの注意点

消費者金融での借入には、個人を対処にしたものだけでなく、
企業向けの融資を行うサービスも用意されています。

 

私は大卒で会社員を経験した後、独立して会社を立ち上げたのですが、
景気の波に影響されこれまでに何度も危機に直面してきました。

 

最初の頃は知り合いなどに助けてもらえたものの、
何度も繰り返しているうちに頼みづらくなって事業資金が用意できなくなってしまいました。
そんな時に友人から勧められたのが事業者ローンの利用です。
消費者金融というと個人にお金を貸す所という認識を抱いていたこともあり、
その選択肢は全く思い浮かびませんでした。

 

これで何とかなると、
急いで消費者金融に申し込みをしたのですが、
そう簡単には事は運びません。

 

事業者向けのローンも通常のキャッシングと同様に、
事前に審査を受けて通過することが条件となります。

 

審査は申込者の信頼性や返済能力が重視されるため、
経営難に陥っている業者だと返済の問題で審査が通り難いようです。
最初に申し込みをした所は落とされ、結局融資を受けられたのは3社目でした。

 

融資のおかげで会社を立て直すことができ収益もアップしてきたので、
経営が悪化した時に備えて別の金融業者に申し込みをしてカードを作っておきました。

 

契約は余裕のある時に済ませておく
事業者ローンは、融資の条件や審査の通りやすさは経営状況が大きく影響します。

 

私のように経営が傾き始めてから申請をすると審査に通らないこともあるので注意が必要です。

 

キャッシングは契約をしても必ずしも借りなければいけないというわけではないので、
現時点で必要が無くても将来の保険という部分で、
余裕のある時に契約を済ませておくことをおすすめします。